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業界関係者に聞く最新犯罪の裏事情



知っておくべき犯罪の実態



今頃の季節は犯罪が増えます。
特に増加するのが「窃盗」。

お話ししてくれたのは、
「あらゆる犯罪をデータで分析!犯罪社会学の権威」立正大学教授の小宮信夫さん。

小宮さん曰く「『自分だけは大丈夫』と思う人が被害者になる」とのこと。

逆に言えば、警戒心があれば被害に遭う可能性は劇的に下がるということです。

大阪だけで、1日に285件の窃盗犯罪が起きています。

1年間では約10万件。

その中で、検挙できているのは12,000件ほど。
約9割の人は泣き寝入りをしている状態です。

【大阪の犯罪発生件数】
ひったくり  全国1位(877件)  5年連続
路上強盗   全国1位(181件) 15年連続
車上狙い   全国1位(11390件)23年連続
オートバイ盗 全国1位(5310件) 33年連続

軽トラで「自転車窃盗」


件数的に一番多いのは「自転車窃盗」で、1年間で37,666件。
つまり、1日に100台以上盗られているということに。

ケンドーコバヤシさん曰く

「さすがにもうやってないけど、盗品の自転車売ってる店あったもんね。『俺のや!』って言ったら返してくれる店」

現在の自転車窃盗は、なんとも驚愕の手口です。

午前4時の大阪市内住宅街の防犯カメラの映像には、軽トラックでやってきた2人の男が、マンションの駐輪場から2台の自転車を盗ってきて、車の荷台に積み上げる映像が残っていました。


軽トラの荷台は、無数の自転車でいっぱいになっています。
わずか1分の犯行でした。

大阪では、この手の自転車窃盗が後を絶たないそうです。
白昼堂々の犯行も結構多いのです。


ひったくりに狙われやすい人の特徴は?


大阪府警では、ひったくり犯罪の発生マップをネットで公開しています。



ひったくりに遭いやすいのはどんな人でしょうか?

お話を聞いたのは、
大阪府警察OB 犯罪専門家の折元洋巳さん。

「いわゆる歩きスマホですね」

歩きながらフェイスブックを見ているとか、メールをしているとか、あるいは音楽を聴いている人です。

人間は本来、自分の背後とかも感じられる能力があるのですが、スマホに集中したり音楽を聴いていることによって、その能力が全部取られてしまうのです。

ひったくりする側も、歩きスマホの人は注意散漫なので「盗りやすい」という認識があります。

そして、歩きスマホをしている人が狙われやすい理由がもう一つ。

ひったくりをした後、被害者の持っているスマホを叩いて落とすと、どうしてもスマホに意識がいくので、その間に自分が逃げる時間を作るのです。

歩きスマホを狙う人はひったくり犯だけではありません。
ストーカーや強制わいせつ・強姦など、凶悪犯罪に巻き込まれるリスクも高いそうです。
さらに、歩きスマホを狙った新しい犯罪も。

「『スマホ当たり屋』って知ってます?」

スマホ当たり屋とは?



街でスマホを見ながら歩いていると、わざとその人にぶつかって、既に割れているスマホを持って落とすわけです。

「おい、お前!今ぶつかって割れたやないか!この修理代出せ」

そのスマホが、元々割れていたかどうかの証明はしようがないので、賠償請求されても仕方がないといいます。

それに関しては逃げようがないというので、危険しかない歩きスマホは絶対にやめましょう。

車上狙いに遭いやすい場所とは?


大阪で年間1万件以上起きている車上狙い。

車上狙いに遭いやすい場所はどこかわかりますか?

そう語るのは、大阪府警察 捜査第三課OBの永田勉さん。

永田さん曰く「一番危ないのは、お昼のファミレスの駐車場」。

車を停めて食事に行くと、たいてい20分~30分は時間がかかります。

その間、被害者は帰ってこないので、犯人としては安心して盗れるのです。

当然、車を出る時にカバンを置いておくのは絶対にNG!

「盗って」と言っているようなもの。

外から見えるところに小銭を置くのもNG!

さらに、多くの人がやってしまいがちなNG行動が……

「車の中にジャケットやコートを置いている、これが一番ヤバい方法です」

車を離れる時に上着を置いておきませんか?

「貴重品がないから大丈夫」という考えは、犯人には通用しません。

犯人からすれば、「上着の下に何かあるかも」と考えて犯行に及ぶのです。

ガラス1枚割られれば、修理代に5万円~10万円はすぐにかかりますから、修理代の方が金額が大きい場合があります。

車を離れる時は、外から見て何も物が見えない状態にしておきましょう。

年末に増える「スリ」



そしてもう一つ、年末に増えてくる犯罪が「スリ」。

大阪府警察OBの中島正純さん。

最も危険なのは通勤電車の中。
最近増えているのが2人組のスリ。

片方が注意をそらしている隙に、もう片方が財布を盗む、こんな大胆な手口もあるのです。

そして、特に狙われやすいのが「リュックを背負っている人」

背中のポケットに財布を入れたりしていませんか?
プロのスリ師であれば、手の甲で財布の位置を探って、たった数秒で盗んでしまうそうです。

そして今、この電車内のスリが、我々の想像を超える手口に変化しているのです!

恐怖!サイバー時代の新犯罪とは?



東日本インターネット事業協同組合理事の石川英治さん。

なんとこの方は「元ハッカー」。

石川さん曰く「目に見えない窃盗がついに始まった」。

元ハッカーが語る、目に見えない窃盗とは?

石川さんは、インターネット黎明期に活躍していた元凄腕ハッカー。

現在は、インターネットのセキュリティ講師をしています。

石川さん曰く「すれ違うだけでお金が減っていたら、どう思いますか?」

すれ違うだけでお金が減るとは?

今、「電子マネースリ」が非常に増えています。

すれ違っただけで、電子マネーからお金をスリ盗るのです。

電子マネースリ、これが石川さんが言う「目に見えない窃盗」です。



その方法はとは……

電子マネーを読み取る機械を違法に改造して、もっと出力を上げ、すれ違っただけでもお金が盗れるように改造しているものが世の中にあるのです。

詳しくは言えませんが、パソコンと市販の決済機さえあれば、電子マネースリは簡単に出来るそうです。



小型の決済機を手首に忍ばせ、通勤ラッシュの電車に乗りこむ。


あとは、電子マネーがありそうな場所に、手当たり次第接近する。
なんとたったこれだけで、電子マネーの中身を抜き取ることが出来るのです。

電車以外にも、エレベーターや百貨店、野球場など、人が集まる場所での被害が増えています。

ただ、多くの人は、被害に遭ったことすら気づきません。

2万円や3万円なら明らかにおかしいとわかりますが、180円とか360円など、電車の料金に近い金額を盗られたら気づきません。

電子マネースリが最もやっかいなのは、少ない金額を数多くの人から抜き取るということ。
たとえ残高の減りが早くても、気のせいだと思ってしまいます。

電子マネースリの被害に遭わないためには?


電子マネーの電磁波を遮断するカバーにカードを入れれば、電波が通らないのでスリ盗られることはありません。



しかし、利便性が下がるという問題が生じます。

残念ながら現状、被害を防ぐ有効な手立ては他にないそうです( ゚д゚)
[出典:2016年12月13日放送「雨上がりの「Aさんの話」~事情通に聞きました!~]





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