スポンサーリンク

カテゴリ:書籍

書籍のカテゴリ記事一覧。

書籍
タスケです。今回は、マーク・ゴールストン氏『YESを引き出す16の戦略・リアルインフルエンス』をご紹介いたしましょう。先回、ドリアン助川さんのバカボンのパパと読む「老子」を紹介したときに、タスケは一時期老子にどっぷりハマっていたことを告白しました。なぜに老子にハマってしまったかというと、斎藤一人さんが、読んだらいいよ~って、『老子』をすすめていたからです。記事の中で、『老子 タスケ訳』を一章だけ紹介し...

記事を読む

書籍
タスケです。今回は、ショーン・エイカー著『幸福優位7つの法則』の内容まとめをシェアしたいと思います。幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論 [ ショーン・エイカー ]■内容紹介「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。ハーバード大学で人気第1位の講師直伝!最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。世界中から秀才が集うハーバード大学で学生か...

記事を読む

書籍
タスケです。今回は、老子関連書籍で、特に心を惹かれたドリアン助川さんのバカボンのパパと読む「老子」を紹介してみたいと思います。先回の記事『未来の市場支配者』が持つべきマインドセット ⇒ http://tasuke2016.jp/blog-entry-296.htmlの中で、老子の言葉を取り上げてみました。これは、ビジネス的な観点から、リーダーとしてのあり方を老子に求めた例ですが、老子の読み方、解釈は人それぞれです。ビジネスマンであれ学生で...

記事を読む

書籍
ぼくらはみんなハゲている……ありまぁ~す(震え声)                  ノ          彡 ノ        ノ     ノノ   ミ   〆⌒ ヽ彡        (´・ω・`)   タスケ近影 ありのままの~♪発売当初、この本は、ほとんど売れなかったという。そりゃそうだ。あなたは、新刊が一日どれくらい出版されているか知っていますか?「う~ん、そうだなぁ、一日2、3冊くらいかな?10冊は...

記事を読む

書籍
『老人たちの裏社会』という本が話題になっている。近年、『老人の性』というテーマでもネット上を賑わせているが、いま高齢者がイロんな意味で熱いのである。六十歳くらいになると、老人というカテゴリに振り分けられる。若い世代の世間さまは、こういった年寄りたちの道具(生殖機能)は、役に立たなくなったり、蜘蛛の巣がはったりしていると思い込んでいるようだ。だから、年寄りがあんなことやこんなことをするのが信じられな...

記事を読む

書籍
タスケです。※ジングル編集間違えました(^_^;)すびばせんm(_ _)mたまには漫画の書評でも。漫画「万能鑑定士Qの事件簿」との出会い原作は、松岡圭祐先生の小説「万能鑑定士Qの事件簿」。2014年には、映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』が全国公開。主演の凜田莉子役は綾瀬はるかさん、小笠原悠斗役は松坂桃李さんが演じました。映画で観た内容はうろ覚えでしたが、莉子が万能鑑定士になるまでのいきさつや、「Q」の意味がわかっ...

記事を読む

書籍
タスケです。スティーブ・ジョブズが『禅』の影響を受けていたことを知りました。詳しく知りたくなったので、早速Amazonからジョブズ関連書籍を取り寄せてみました。ジョブズの死後、彼に禅を指南した新潟県出身の曹洞宗僧侶、乙川弘文氏が一躍脚光を浴びました。貴重な映像が残っています。乙川弘文(おとがわ こうぶん)旧姓:知野(1938年 - 2002年)新潟県加茂市出身のアメリカ合衆国カリフォルニア州で活動した曹洞宗の僧侶。...

記事を読む

書籍
タスケです。オーストリアの心理学者「アルフレッド・アドラー」の思想を、『哲人と青年による対話』というストーリー形式でまとめた「嫌われる勇気」が話題になっています。この本の中で、多くの読者が『心に響いた言葉』そのベスト3を取り上げ、まとめてみました。自分を変える心理学アルフレッド・アドラーとは、20世紀初めに活躍した心理学者で、フロイト、ユングと並んで、心理学の三大巨頭と呼ばれています。このベストセラ...

記事を読む

YESを引き出す16の戦略・リアルインフルエンス

タスケです。

今回は、マーク・ゴールストン氏
『YESを引き出す16の戦略・リアルインフルエンス』
をご紹介いたしましょう。



先回、
ドリアン助川さんのバカボンのパパと読む「老子」を紹介したときに、
タスケは一時期老子にどっぷりハマっていたことを告白しました。

なぜに老子にハマってしまったかというと、斎藤一人さんが、読んだらいいよ~って、『老子』をすすめていたからです。

記事の中で、『老子 タスケ訳』を一章だけ紹介しましたが、アレは、

ひとりさんが
「千回読んだら、頭が老子や孔子になっちゃったよ」と言うくらい、
老子・荘子・孔子(論語)などあの難解な本を、千回読んだということをお聞きして、
ひとりさんの頭ン中に少しでも近づけるように、まずは手始めに老子を読もう!

と、いろんな先生方が訳されてる本を買い求め、それぞれを読み込んだ上で、
朝日選書:老子(福永光司著)をベースにして、自分が老子をどう読んだかを表現したものです。


現在蔵書にあるものが七冊、図書館から借りた本や、当時蔵書にあったけどマイ蔵書から外されてヤフオクで売った老子関連本などを合わせると、20冊近くは何回も繰り返し読みました。

それで、あのような、感想メモみたいな、個人的老子解釈をまとめるのに費やした時間が、約1年……

ひとりさんが一冊を一日で読むとして、1,000回読むには3年近くかかる計算になります。

そのことを考えると、タスケがインプット・アウトプットも含めても1年というのは、未だまだ未熟者だと思い知らされました。

老子を1年かけて自分のことばでまとめてみても、ひとりさんの千回には全くおよびでないんです。


ひとりさんが「この本読んだらいいよ~」といったぐあいに、オススメする本が、
書店やアマゾン、はたまた古本屋のブックオフでさえ品切れ状態になるような、
そんな人のことを「影響力のある人」というわけなのですが、

では、どうすれば、ひとりさんのような影響力のある人になれるのか?

一般的感覚では、
著名人、有名人であったり、テレビやラジオで人気があったりとか、
権威権力があるとか、資産家であるとか……
そういう要素がないと、影響力を持つことがないと考えがちです。

なので、他人に影響を与えることなど自分には出来ないと思い込んでいる人は、積極的に、表現や発信しようとは思わないようです。

これは、実にもったいないことですよね。

なぜかというと、他人の心を動かし、行動させるくらいのに影響を与えることは、
有名人でなくても、肩書がなくても、お金持ちでなくても出来ることだからです。

影響力とは、つまり魅力ということです。

たとえ、有名人や権威がある人であっても、
「老子を読んだらいいよ~」と言われても、タスケは読まなかったと思います。

そう、有名人だから、権威権力があるから影響力があるのではなく、
その人の中味、どれだけ魅力があるかということが一番大切なのではないでしょうか。

魅力の一番大きなポイントは、まず「相手を理解すること」だと思います。


さて、ひとりさんオススメの有名な本としてデール・カーネギー著:『人を動かす』があります。


人を動かす新装版 [ デール・カーネギー ]


この本も、影響力について説いたものです。

人を動かすための原則を30個に整理して、分かりやすくまとめまた本です。
何度も繰り返し読むべき、本当に素晴らしい名著だと思います。


ただ、確かにこの本は素晴らしいのですが人を動かす方法が30個の原則に断片的に分けられているため、具体的に目の前の動かしたい人を動かすために、イチから順番に接していくにはどうすればいいのか、という手順については読者の解釈に委ねられていました。

この難題に挑戦した一人の精神科医がいました。それがこの本の著者の一人、マーク・ゴールストンです。

ゴールストンは精神科医として20年以上、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(アメリカ合衆国を代表する教育・研究拠点であり、世界有数の名門大学)の教授であり、2004年、2005年、2009年、2011年に全米トップ精神科医に選ばれています。またその専門知識を買われて交渉術の専門家としてFBI交渉人の講師を務め、人質解放交渉をサポートしている人の心を読む専門家です。

彼はこれまで精神科医として膨大な数の患者と接してきた経験に加え、数千人に対して行った調査から人に強い影響力を与え、持続的に動いてもらうためにはどうすればいいのか?という方法を人を動かすための4つのステップにまとめ、一冊の本に書き記しました。



『人を動かす』を読んだ方なら、おそらく上記のコラムに大きく頷かれたことと思います。

僭越ながら、実はタスケも、マーク・ゴールストン氏と同じ思いを持っていました。

ただ、氏と違うところは、

『具体的に目の前の動かしたい人を動かすために、イチから順番に接していくにはどうすればいいのか』

という応用が効かず、机上の空論を知ってるつもりのお恥ずかしい人だというところです。


『人を動かす』の、関連本・参考書・副読本・応用編・実践編として
この本を蔵書とする価値はあると思いましたので、ご紹介いたします。


【良書紹介】YESを引き出す16の戦略・リアルインフルエンス/マーク・ゴールストン



YESを引き出す16の戦略・リアルインフルエンス

FBI交渉人を指導する精神科医と世界的エグゼクティブ・コーチが『心を動かす心理技術』を徹底解説
最強交渉人が使っている 一瞬で心を動かす技術



なぜ、議論をしてはいけないのか?


よくあるミーティングや会議中。あなたは部下や後輩に、こうすればもっといい仕事ができる、いい結果が出るだろうと思って助言やアドバイスをしたところ、意見に耳を貸さないどころか、あろうことか反発して口論になってしまった。なんて経験はありませんか?
一体なぜ、こんなことが起きるのでしょうか?

その原因はほとんどの場合、「説得」や「議論」という情報伝達の手段に問題があります。一見、議論というのは建設的な話し合いの場であるように見えるのですが、一歩間違うと建設的どころか意見や価値観の押し付けにつながってしまいます。

というのも、人間は誰しも自分のやっている事は正しい。と考えています。皆、誠実に仕事をしているのです。ですので、話し合いの中で相手と見解の食い違いがあると、誠実に仕事をしている「自分のやっていることが正しく、したがって相手のほうが間違っている」と思ってしまうのです。

それなのに、誰かから「間違っている」と指摘されると、その人を自分の「敵」だと感じてしまいます。そして、そんな状態のときに自分の意見を押し通してしまうと相手と対立して、議論には勝っても人を動かすことには失敗する。という結果にしかなりません。

では、どうすれば人は動く?
これは、組織やチームで人の上に立つ人や、誰かに指示を出して仕事をしてもらう人なら誰もが持つ共通の悩みです。ですから、これまでに様々なコミュニケーションや心理学の専門家がこのテーマについて研究し、人を動かすための技術を開発してきました。

例えば部下の行動を細かく管理したり、取引先を接待したりして恩を作るなどすれば人を動かすことができます。他にも詐欺師の手口やカルト教団の洗脳操作などを研究・分析して、思い通りに人を動かす方法を見つけた心理学者もいます。

しかし、残念なことにこうしたテクニックというのは一時的にしか効果を発揮しません。管理をやめれば部下は動かなくなるし、接待をやめれば取引先も思ったように動いてくれなくなります。詐欺や心理操作で騙された人に至っては人間関係が壊れてしまって、話を聞く耳すら持ってくれないでしょう。

人を動かすときに大事なのはそういった上辺の技術ではありません。もちろん、こうした方法が無駄というわけではありません。部下を管理したり、取引先を接待することはそれなりに効果もあります。しかし、事実としてそんなことをしなくても、人を動かしている人は世の中にたくさんいます。

実は部下を動かすにしても、友人や知人に動いてもらうにしても、人を動かすときに大事なことは「この人はどうしたいのか?何に価値を置いているのか?」という相手の価値認識を把握することにあります。それを把握せずに小手先の話術や心理テクニックを使っても人が長期的に動いてくれるワケがないのです。

仕事を例にあげると、全くの新人と中堅社員では仕事に対する認識は全く違います。また、今まで積んできたキャリアでも価値認識は変わってきます。どういう考えの相手にどう説得したのか?なぜ、この仕事を任せるのか?といった、相手の頭の中を把握して状況に応じたアプローチをすることが大事なのです。

人を動かすというのは話術の良し悪しではなく、相手を理解して、どういうタイミングで、何をどういうふうに話していけば心を動かせるのか、にあります。相手の心をしっかりと掴めば、部下を細かく管理したり、心理的な駆け引きなどしなくても人を動かすことができるわけです。

人の心をつかむ方法
この分野での古典的な名著に「人を動かす」(創元社)という本がありますが、著者のデール・カーネギーは営業マンとしての数多くの経験から人を動かすための原則を30個に整理して、この本に分かりやすくまとめました。

人を動かす新装版 [ デール・カーネギー ]


この行動原則は今やセールスやカウンセリングなどの分野に活かされて素晴らしい結果を生み、いろんな本に引用されています。

ただ、確かにこの本は素晴らしいのですが人を動かす方法が30個の原則に断片的に分けられているため、具体的に目の前の動かしたい人を動かすために、イチから順番に接していくにはどうすればいいのか、という手順については読者の解釈に委ねられていました。

しかし、この難題に挑戦した一人の精神科医がいました。それがこの本の著者の一人、マーク・ゴールストンです。

ゴールストンは精神科医として20年以上、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(アメリカ合衆国を代表する教育・研究拠点であり、世界有数の名門大学)の教授であり、2004年、2005年、2009年、2011年に全米トップ精神科医に選ばれています。またその専門知識を買われて交渉術の専門家としてFBI交渉人の講師を務め、人質解放交渉をサポートしている人の心を読む専門家です。

彼はこれまで精神科医として膨大な数の患者と接してきた経験に加え、数千人に対して行った調査から人に強い影響力を与え、持続的に動いてもらうためにはどうすればいいのか?という方法を人を動かすための4つのステップにまとめ、一冊の本に書き記しました。それがこの本「リアル・インフルエンス」です。

例えば、ゴールストンはこの本の中で人を動かす影響力についてこんなようなことを言ってます。

人を動かす影響力つまり「インフルエンス」を、「自分の望みを相手に叶えさせること」として捉えている限り、あなたの持つインフルエンスは減少し続けることになる。

なぜならあなたは、動かそうとするその相手を、ターゲットや駆け引きの対象としてしか見ていないからだ。あなたは相手のメッセージに耳を傾けていない。そして相手もそれをすぐに察知し、たとえ一時的に応じたとしても、 あとになって反感を覚えるのである。(中略)

大切なのは、「本物のつながり」を生み出す方法を使って相手の心を動かすことだ。着目すべきは彼らのビジョンであり、それをあなたのビジョンの一部にしなければならない。そして、あなたと一緒に偉大な成果を達成したいと相手に思わせることが肝要なのだ。スタートラインは“彼らの視点”にある。



この本の中にはこういった長期的に人を動かす影響力の原則が書かれていますが、彼が明らかにしたのは「どうすれば人は自ら進んで行動を起こすのか?」という行動心理とそれを実現するための方法なのです。

だから、もしあなたがこれから誰かを説得して何らかの行動を起こさせたいのなら、もし、もっと楽に人を動かして仕事を進めたいと思っているなら、この本をチェックしない手はありません。この本を隅々まで読んで長期的に人を動かす影響力の原則を理解し、この技術をあなたの組織の中で使ってみることをお勧めします。

相手の心さえ分かれば、人を動かすために高度な心理技術を学ぶ必要もなければ、「説得」や「交渉」、「接待」といった駆け引きに頼る必要もなく、人は向こうから進んで動いてくれるようになります。

さらに人が動かせるということは、もっともっと大きな仕事ができるようになる。ということです。そして大きな仕事ができるということは、ビジネスマンとしての成長はもちろんのこと経済的にも大きな結果を得ることができるということです。

それでは、この科学的に証明された人を動かす方法に関する内容の一部を見てみましょう。


目次・章立て



●はじめに
真の影響力…1
有力なインフルエンサーになるには byキース・フェラッジ

●序章
切断型から接続型へ…4
真のインフルエンサーへ変わる旅

●第1部 悩み
相手を動かそうとして、もがくのはなぜだろう?

第1章「切断」の危険性
相手に何かをさせようとすれば失敗する
インフルエンスにおける「死角」…18
ソリューション:死角の通過を意識する…22

第2章 4つの罠
あなたを「切断」する深刻な習慣
脳は爬虫類、哺乳類、霊長類の3層構造になっている…27
習慣による障害が機能不全を引き起こす…30
間違いの盲目性:思い込むことの怖さ…33
視点が違うだけで起こる「知の呪縛」…37
プログラミングされた罠を回避する…40

第3章 接続
人を動かすための4ステップ
接続型インフルエンスを実践する…47

●第2部 ステップ1
大きな成果を求める

第4章 第1の「R」
大きな結果(Results)を求める
情熱を傾けるべき壮大な目標…53
パタゴニア社が成し遂げた「大きな成果」…56

第5章 第2の「R」
高い評判(Reputation)を求める
ジムとラリーの話(前編):優れた人材から多大の信頼を得る…64
ジムとラリーの話(後編):困難なときでも自らの意志を貫く…67

第6章 第3の「R」
強力な関係性(Relationships)を求める
ロックのように心を揺さぶる関係性…79
弱みを見せる話し合いがしたかった…81
脳に脂肪を蓄える「ファットブレーン」世代と付き合う…84
もっと長い試合でのプレーを選ぶ…87
「自分の欲求」に固執する悪習感を断ち切るメンタルトレーニング…90

●第3部 ステップ2
死角を通過する音に耳を傾ける

第7章 耳を傾ける
メロディーに耳を澄ませ、体感する
ヒアリングが生んだ感動のラストレコーディング…95
聴覚障害のミュージシャンから「聴く」ことを学ぶ…99

第8章 聴くスキル
4段階のヒアリングを学ぶ
レベル1:回避のヒアリング=聞き“流す”…104
レベル2:防御のヒアリング=聞き“とどめる”…104
レベル3:問題解決型のヒアリング=耳を“傾ける”…105
レベル4:接続型のヒアリング=聴き“入る”…105
聴くことが、組織を成長させる「ゆとり」を作る…108
相手の感情を「発散」させる…110
レベル4のヒアリングを、“すべての人”に実践する…115

第9章 インフルエンス
人に影響を与えられる存在になるには
ナイキの評判を落としかねない「真実」…123
大事なのは議論に勝つことではない…125

●第4部 ステップ3
“相手の視点”に立つ

第10章 心をつかむ
引き込みの3ゲット(法則)を活用する
状況認識のゲット(法則):「その状況」をゲット(理解)する…135
個人的認識のゲット(法則):相手の「様々な状況」をゲット(理解)する…136
ソリューション認識のゲット(法則):相手の成功への道をゲット(理解)する…136
怒れる群衆を、真価のわかるお客に変える…138
身のすくむ状況で、相手の心をつかむ…142

第11章 挑発する
積極的に、相手のスイッチを押す
面接官の心を一瞬にしてつかんだ「7人の小人」の質問…150
超懐疑論者の心をつかむ…152

第12章 相違点
お互いを越えて魅了されるもの
違いを越えた交流をつなぐ「7つの単語とフレーズ」…160
文化や年齢の壁を乗り越える…165

●第5部 ステップ4
もう一歩踏み込む

第13章 一歩のタイミング
その瞬間、その前後に少しずつ踏み込む
“その前”にもう一歩踏み込む…174
“その瞬間”にもう一歩踏み込む…178
“その後”にもう一歩踏み込む…184

第14章 与える
心を動かす3つの付加価値ルート
新たな見識を提示する…189
感情的な視点に立つ…191
ビジネス上の実用的な価値を付加する…195

第15章 巻き込む
相手に一歩踏み込んでもらう
誰もが、聞く価値のあるストーリーを持っている…201
住民を巻き込んで作り上げた動物園…204

●第6部 パワーインフルエンサー
真のインフルエンスを次のレベルに引き上げる

第16章 弱みを力にする
逆境から大きな成果を生む
自分の感情を隠すことなく、明らかにする…211
勇気がマイナスを情熱に転換する…215

第17章 手放す
そこから離れることによる影響力
「戦略的にそこから離れる」ことが、大きな成果につながる…222
他者の成果に結びつく「援助の仕方」とは…224

第18章 事後の対応
大きな過ちを犯しても、前向きに影響を与える
ビジネスの関係性をバントのサインで修復…230
自分の弱点を知るのがヒーローである…232
パワー・ソーリーが、ヒーローになるカギ…234

第19章 感謝する
あなたのインフルエンスを拡大する対応
良き指導者(メンター)への感謝が、ビジネスを前進させる…241
我がレジェンドに感謝する…243

●第7部 応用
4つのシナリオ

第20章 シナリオ1
動物を救助する
大きな成果を心に描く:「ペット置き去りゼロへ」…250
死角の通過を意識する:「警察や動物管理センターを呼ぶ」…251
“彼らの視点”に立つ:「怯えているのは犬の方である」…251
一歩踏み込む:「真剣さを伝え、支援の輪を広げる」…253

第21章 シナリオ2
ひとりひとりの重要性
大きな成果を心に描く:「患者個々を思いやる」…255
死角の通過を意識する:「私たちの評判は、すでに十分高い」…256
“彼らの視点”に立つ:「組織全体を巻き込む」…256
一歩踏み込む:「医療水準を絶えず向上させる」…257

第22章 シナリオ3
未来というチャンスに備える
大きな成果を心に描く:「破たんしている夫婦生活をやり直す」…259
死角の通過を意識する:「幼稚で非友好的な人」…260
“彼らの視点”に立つ:「関係性を破壊する一面に到達する」…260
一歩踏み込む:「真の謙虚さを持つ夫婦へ」…261

第23章 シナリオ4
気まぐれな集団を手なずける
大きな成果を心に描く:「生涯続くメンバー間の友情を育む」…263
死角の通過を意識する:「何が価値を損なってしまったのか?」…264
“彼らの視点”に立つ:「相手に解決策を出してもらう」…265
一歩踏み込む:「相手から価値を引き出す」…265

エピローグ 大きな成果…267

などなど、相手の心を知って、人を動かす秘訣が盛りだくさんです。この本を読み終わるころには、あなたは人を動かす秘訣を知るだけではなく、もっと部下に自主的に仕事をしてもらえるように変えていくことができるでしょう。

用語解説
インフルエンサーとは?
影響、感化、効果を意味する「Influence」を語源とし、世間に大きな影響力をもつ人や事物を表す。
特に、インターネットの消費者発信型メディア(CGM)において、他の消費者の購買意思決定に影響を与えるキーパーソンを指す。
具体的には、好感度の高いタレントやファッションモデル、スポーツ選手や、特定分野に詳しい専門家や知識人、インターネット上で強い影響力を持つ個人ブロガーなどが挙げられるが、マーケティング会社のブルーカレント・ジャパンでは、「コミュニケーション力」「信頼獲得力」「情報伝播力」をすべて備えた消費者と定義している。




YESを引き出す16の戦略・リアルインフルエンス


 カテゴリ
 タグ
None

幸福優位7つの法則~仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論/ショーン・エイカー

タスケです。



今回は、ショーン・エイカー著
『幸福優位7つの法則』の内容まとめをシェアしたいと思います。


幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論 [ ショーン・エイカー ]



■内容紹介


「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。
ハーバード大学で人気第1位の講師直伝!
最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。

世界中から秀才が集うハーバード大学で学生から絶大なる人気を集める「幸福学」講座で講師を務めた著者は、厳しい競争環境でも前向きな精神状態を作り上げて抜きんでる人とプレッシャーに負けて行き詰る人の違いはどこにあるのかを追求。

本書では、ハーバード大生や著名企業のプロフェッショナルへの実証実験を踏まえ、成功をめざしてやみくもに努力するのではなく、幸福感や楽観主義をもつことが学業、仕事での成果に、組織の生産性向上、チームワークの強化に結びつくという事実を浮かび上がらせ、その要因を幸福優位性(ハピネス・アドバンテージ)と名付け、7つの法則にまとめた。

自己啓発から組織マネジメント、教育と幅広く応用可能で示唆に富んだ一冊。
グーグル、コカ・コーラ、IBMなど世界的企業で採用され、驚異の効果をあげたメソッド。本邦初公開!

『努力すれば成功する。成功すれば幸せになれる』という図式は間違いだということだ。
努力して結果を出した人は、往々にしてさらに高い目標を設定し、成功と幸せを先送りしてしまう。

すなわち、幸せは『成功に先行する』のであり、単なる成功の結果ではないのだ。
簡単に言おう。
人間は成功すると幸せになるのではなく、幸せな人間が成功するのだ。



■目次


・パート1
職場におけるポジティブ心理学~幸福優位性の発見/職場における幸せと成功/人は変わることができる

・パート2
幸福優位7つの法則

法則1 ハピネス・アドバンテージ~幸福感は人間の脳と組織に競争優位をもたらす
法則2 心のレバレッジ化~マインドセットを変えて仕事の成果を上げる
法則3 テトリス効果~可能性を最大化するために脳を鍛える
法則4 再起力~下降への勢いを利用して上昇に転じる
法則5 ゾロ・サークル~小さなゴールに的を絞って少しずつ達成範囲を広げる
法則6 二〇秒ルール~変化へのバリアを最小化して悪い習慣をよい習慣に変える
法則7 ソーシャルへの投資~周囲からの支えを唯一最高の資産とする


・パート3
幸せの波及効果~幸福優位性を仕事に家庭に人生に応用する


★幸福優位7つの法則より



■法則1 ハピネス・アドバンテージ(幸福優位性)


「嬉しいなぁ」「楽しいなぁ」「幸せだなぁ」
と思っている時ほど、物事は上手く行くという科学的根拠。


エイカー氏の実験より。
幼児の場合。
4歳の子供を2つのグループに分けて、積み木を組み合わせて別の形を作るというような作業をさせる。
片方のグループには「何か嬉しかったことを思い出てみて」と指示を出してから作業をスタートさせる。
もう一方のグループには何も指示しない。
すると、明らかに「嬉しかったこと」を思い起してから作業をスタートしたグループのほうが作業が速かったという。

成人の場合。
経験豊かな医師をグループに分け、『医療における重要な判断』のシミュレーションをしてもらった。
1つのグループには事前に「幸福度」を高める仕掛けをし、別のグループには特別なにもしなかった。
その結果、事前に幸福度を高めた医師グループの方は、他のグループの2倍のスピードで意思決定をし、しかも判断ミスは半分以下だったという。
では、「幸福度を上げる仕掛け」ってなんですか?というと、作業前に、たった1個のキャンディーを配っただけだった!

■法則2 心のレバレッジ化(心の持ち方を高める)


良いイメージを持って行動すれば、成果は増加する。
マインドセットによって、行動の結果は大きく変わってくる。
てこの原理を心に応用する。
てこの長さ=自分が持っていると信じる潜在能力や可能性、
支点の位置=変化を起こす力を生じさせるマインドセット

実験。
アジア人女性を集め2日に分けて同じ難易度の数学テストを実施。
1日目のテストの前に「女性は男性に較べて数学が苦手」という話しをし、そのことをイメージしてもらってから開始した。
2日目のテストの前には「アジア人は他の人種よりも数学の能力が高い」という話しをし、そのことをイメージしてもらってから開始した。
2回のテスト問題の難易度は同じだったにも関わらず、2日目のテストの点数は1日目より飛躍的に跳ね上がった。

香港大学では「自分の能力はどんどん向上する」と考えている学生と「自分の能力は固定されている」と考えている学生を、それぞれグループ分けし、一定期間ごとに英語の能力を計測した。
結果は、「自分の能力はどんどん向上する」と考えている学生の成績はどんどん良くなり、「自分の能力は固定されている」と考えているグループの英語の成績は、ほとんど伸びなかったという。


■法則3 テトリス効果


ポジティブな気分を維持すれば、いつでも上手く行くようになる。

テトリスというゲームには強い中毒性があり、ハマってしまうと、街を歩いていても、本屋の本から電気屋の段ボールまで、何でもテトリスに見えて組み合わせたいと思ってしまうという。
テトリス効果とは、何か一つのことをやり続けることで起こる現象のこと。
ポジティブな意識を持ち続けることによって、脳はどんなことが起きてもポジティブに思えるようになるということ。

実践。
一日の終わりに「今日あった3つの良いこと」を書き出してみよう。
1日5分、この作業を毎日繰り返す。
すると、脳内に、ポジティブな自分をスキャンするという回路が生まれ、徐々にポジティブな自分を常に見つめられるようになっていく。

■法則4 再起力(心的外傷後の成長)


気持ちを上手に切り替える方法を習得する。

問題や困難な状況に直面したとき、問題解決の為の行動をしなければ苦しみから抜け出すことはできない。
まず問題を直視し、状況を冷静客観的に判断し、問題解決の方法を考える。
人間には再起する力がある。
失敗をこの世の終わりのように考えるのではなく、『失敗から学んで成長して最後には成功するんだ』と考える。

多くのベンチャー投資家は、ビジネスで大失敗した人物しかマネージャーとして雇わないという。
マイケル・ジョーダンは高校の時は、レギュラーメンバーにも入れず控え選手だったという。

ジョーダンはこう語る。
「私は人で何度も何度も挫折した。それが今の成功をもたらした」

■法則5 ゾロ・サークル


小さな目標を設定し、クリアする。

ゾロというのは、アメリカでは古典的ヒーローである怪傑ゾロのこと。(日本では1961年にTV放映された)

ゾロは最初から無敵だったわけではなく、荒削りで隙が多かった若者時代に、師匠に徹底的に鍛えられて一人前になって行った。その時の訓練手法として使われたのが「ゾロ・サークル」。

小さな円を自分の周りに書き、その中で自在に動けるように鍛練をする。
そして十分自分をコントロールできるようになったら、円を大きくして、さらにダイナミックな動きができるように訓練のレベルを上げる

いきなり大きな目標を設定すると、プレッシャーが大きくなり、モチベーションも低下するため、最初は努力する範囲を狭くし、クリアすることに集中する。
クリアするたびに少しずつハードルを上げていき、大きな目標をクリアする。

仕事でも家庭でも、自分自身が運命の主人公であるという感覚は、幸せと成功をもたらす最大の推進力となる。
重要なのは、どれぐらいコントロールできるかではなく、『どれぐらいコントロールできると思っているか』

コントロール感覚が身についている人は、自分の成果を正しく認識できる。
コントロール感覚が身についていない人は、自分を正しく認識できない。

コントロール感覚を身につけるには、「正しい自己認識」という、一番小さな「ゾロ・サークル」を作ること。
ここで重要なことは、気持ちや感情を、客観化すること。

■法則6 20秒ルール


やりたくないことの準備は20秒でもしない。
20秒面倒な事がなくなるだけで良い習慣は続くようになる。
20秒面倒なことがあると悪い習慣を止めやすくなる。
悪い週間を止めるには20秒面倒なことをしなければならないようにする。

私たちは「単なる習慣の塊」である。
習慣は「初期設定」を変更しないと、変えることができない。
初期設定は、一番楽なことに集約されていく。

著者はギターが趣味だが忙しくて弾く機会がなかったため「毎日30分ギターを弾く」という目標を立てた。
しかし、4日で挫折した。
原因は、ギターがリビングのソファーから歩いて20秒かかるクローゼットにしまってあることだった。
ギターを取り出すための20秒が面倒になってしまったのだ。
そこで、ギタースタンドを購入し、ソファーの自分の座る位置から手が届くように置いた。

人はやりたくないことや面倒なことがあると、些細な障害でも大きな障害と感じ、面倒な気分になってしまう。
些細な障壁を取り除くことで、新しい生活習慣を作ることができる。

「面倒くささ」が習慣化を拒んでいた、ということ。
重要なのは、「望ましい行動」を「最も抵抗の少ない道にする」ということ。

悪い習慣を止めるための実験。
著者は帰宅後にだらだらテレビを観てしまう習慣を何とかしたいと思いながらも、止められないでいた。
仕事が終わり自宅に戻ると、まずリモコンでテレビのスイッチを入れてしまうのだ。
そこで、テレビのリモコンから電池を抜き、リビングから20秒かかる部屋の引き出しにしまった。
代わりに積ん読になっていた本を自分が座る位置に置いた。

最初の数日は、帰宅すると、電池が抜けていることを忘れてリモコン操作してガッカリしたという。
しかし、著者は引き出しまで電池を取りに行ったかというと、面倒だから行かなかった。
テレビまで行って操作するのも面倒だ、チャンネルを変えるのもボリュームを下げるのも面倒だ。
代わりに、すぐそばにある本を手に取ってパラパラめくったり、手許にあるギターを弾いて時間を過ごすようになった。

やがて、テレビ番組に対する興味が薄れている自分に気づいた。
そして読書とギター練習という、より「望ましい」習慣を身に付けた自分を発見した。

■法則7 ソーシャルへの投資(仲間づくり)


幸せになるためには仲間が大切。

予期しない難局や脅威に直面したとき、それを切り抜ける唯一の方法は、信頼している誰かと一緒に乗り切ること。
成功している人ほど、人を信頼し、人を大切にし投資する。

ハーバード大学はアメリカで最も優秀な人物が集まる大学の一つだ。
それは何を意味するか。今まで全米各地で「成績トップ」として生きてきた人達のうちの半分が、ハーバードでは「平均以下」に位置することになる。
過酷な競争社会ハーバードの学生の幸福度を研究した結果を、ある学者は次のように表現した。
「研究によって得られた発見を、一言で言えば『愛』に尽きる」

同じぐらい辛い状況、追いつめられた環境にある学生たちでも、信頼できる仲間関係を構築できている学生たちの幸福度は高く、孤立している学生は幸福度が低いという結果が出たのだ。

大学に限ったことではない。
2008年アメリカを襲ったリーマンショック直後、多くのアメリカ企業は未曾有のパニック状態に陥ったが、その際に多くの企業は社員同士のコミュニケーションの機会を増やし、相互の絆を強める努力をしたという。

福利厚生費や懇親会などの費用は不況の時にはまっさきに削られてしまうものだが、マネージャーたちは自腹でビール代を捻出し、社員と自由に会話する時間を持ち続けたという。

幸せは一人でも得られるものだが、そこに仲間の存在があることで、その幸福度は格段に高まり、強固なものに育っていく。
人と人との絆に投資する。これが大切なことなのだ。

幸福優位性は伝播する。
「笑顔」という形を通して、人から人へと伝わっていく。
「嬉しい」「楽しい」「幸せ」
プラスの感情を積極的に表に出すことで、周りにも幸せな気持ちの人が集まるようになる。
プラスな人々が集まることで、「上昇スパイラル」が生まれ、どんどん仲間同士の絆が強まり、幸福度が高まっていく。
同じことは家庭でもいえる。

■著者講演より 一部紹介


ほとんどの企業や学校で 考えられている成功の法則は「一生懸命がんばれば成功できる」「成功すれば幸せになれる」というものだということです。これは多くの人の子育てやマネジメント法、動機付け方法の基礎になっています。

これらの問題は、科学的に間違っており、逆だということです。
第一に、成功するたびに脳がするのは、『成功の定義を再設定する』ということです。
良い成績を取れば、もっと良い成績を取る。
良い学校に入ったら、さらに良い学校に入る。
良い仕事に就いたら、さらに良い仕事に就く。
販売目標を達成したら、目標をさらに上げる。

幸せが成功の向こう側にあるのなら、脳はいつまでもたどり着けません。
私たちがしてきたのは、社会が一体となって、幸せを認知できる範囲外に追いやるということです。
それは私たちが「成功したら幸せになれる」と考えているからです。

でも私たちの脳は、それとは逆の順に働くのです。
現状へのポジティブさの度合いを引き上げられれば、その人の脳は「幸福優位性」を発揮し始めます、
つまりポジティブな脳は、ネガティブな脳や、ストレス下の脳よりも、ずっと良く機能するということです。

知能が上がり、創造性が高まり、活力が増大します。
実際、あらゆる仕事上の結果が改善されることがわかりました。

ポジティブな状態の脳は、ネガティブな状態の脳より31%生産性が高くなります。
販売で37%成績が上がります。
ネガティブやニュートラルでなく、ポジティブなときに、医者は19%早く正確に、診断するようになります。
これは法則を反転させられることを示しています。

現状に対してポジティブになることさえできれば、脳は、より熱心に、速く、知的に働き、その結果として、より成功するようになるのです。

幸福と成功の法則をひっくり返すことができれば、自分の脳に本当は何ができるのか見えてきます。
ポジティブなときに脳で増加するドーパミンには、2つの役割があります。
幸福感を引き起こすだけでなく、あらゆる学習機能をオンにして、世界に対して違ったやり方で適応できるようにするのです。
脳がよりポジティブになるよう、訓練する方法を私たちは見つけました。
ほんの2分半でできることを21日続けるだけで、脳の回路を書き換えて、より楽観的でより成功するように、脳が働くようになります。

今ではどこの会社に行っても、これを教えることにしています。
ありがたく思うことを毎日新たに、3つ書くというのを21日間続けましょう。
それを終える頃には、世の中にネガティブなものではなく、ポジティブなものをまず見つけようとするパターンが身につきます。

過去24時間のポジティブな体験を日記に書けば、脳がそれを追体験することになります。
運動は行動が大切であることを脳に教えます。
瞑想は、私たちが複数のタスクを同時にしようとして陥る、文化的なADHDを克服して、手元にある1つのタスクに集中できるようにします。

そして意識して親切な行動を取りましょう。
メールソフトを開くたび、支えてくれる人の誰かに、称賛や感謝の気持ちの、メールソフトを開くたび、支えてくれる人の誰かに、称賛や感謝の気持ちの、ポジティブなメールを書くという人もいます。

このような活動をすることで、体同様に脳だってトレーニングできます。
そして幸福と成功の法則を反転させ、ポジティブな波紋を広げるだけでなく、本当の革命を生み出すことができるのです。


バカボンのパパと読む「老子」~ドリアン助川

タスケです。

今回は、老子関連書籍で、特に心を惹かれた
ドリアン助川さんの
バカボンのパパと読む「老子」
を紹介してみたいと思います。



先回の記事
『未来の市場支配者』が持つべきマインドセット
http://tasuke2016.jp/blog-entry-296.html

の中で、老子の言葉を取り上げてみました。

これは、ビジネス的な観点から、
リーダーとしてのあり方を老子に求めた例ですが、
老子の読み方、解釈は人それぞれです。

ビジネスマンであれ学生であれ主婦であれ、
人生の中で一度は読んでいただきたい、とタスケは思っています。

よりよい人生をおくるためのフォーカスポイントが、
見えてくるのではないでしょうか。


そこで、老子を初めて読む人にも
老子関連本をたくさん読んできたけど、ピンとこなかった、
あるいはちっともわからなかった、
という人にもお勧めしたいのが、ドリアン助川さんのこの本です。


バカボンのパパと読む「老子」/ドリアン助川


今日本はとんでもない問題を数々抱えている。
そんななか、老子の「無為自然」の考えがきっと役に立つはず。
生きるということは自然の摂理とともにあるということ。そこから始めるしかないのだ。しかし、漢字だらけの老子の文章を読み解くのは難しい。
そんなときにあらわれたのが「バカボンのパパ」だった。
とっつきにくい漢文をわかりやすく解説する、「バカボンのパパ語訳」による老子本の登場。
新書: 201ページ
出版社: 角川マガジンズ(角川グループパブリッシング) (2011/11/10)


■本のなかみ一部抜粋



第1章 道(TAO)は語れないのだ

【読下し文】
道の道う可きは、常の道に非ず。名の名づく可きは、常の名に非ず。
名無きは、天地の始めにして、名有るは、万物の母なり。
故に常に欲無きもの、以て其の妙を観、常に欲有るもの、以て其の徼を見る。
此の両つの者は、同じきより出でたるも而も名を異にす。
同じきものは之を玄と謂う。玄の又玄、衆妙の門なり。


【ドリアン助川訳】
道が語りうるなら、それは恒常の道ではない。
名が名付けうるものなら、それは恒常の名ではない。
名のないところから天地が現れたのであり、名があって万物は存在し得た。
だから、ものに対する欲望の無い者のみが、道の妙(見えない本質)を見ることができ、
常に欲望に囚われている者は、その徼(結果として現れた姿)しか観ることができない。
妙と徼の二つは同じところから出てくるが、それぞれ名を異にする。
これらが出てくる同じところを玄(奥深い神秘)と呼ぶ。
いや、玄よりもいっそう見えにくい玄、すべての妙が出てくる門である。
*「道」~宇宙の根源、その作用と存在のすべて。TAOと発音する。
また、言うという意味で動詞として捉えることもある。


【バカボンのパパ訳】
話してどうだとわかるようなものは、永遠不滅のTAOではないのだ。レレレのレなのだ。
目ん玉つながりのおまわりさんとか、ウナギイヌとか、ニャロメとか、名前を付けて呼べるようなものも、永久の存在ではないのだ。

名付けようがないものからお空や地面は始まったのだ。だから、あれが欲しいこれが欲しいと思わない無欲の人のみが、現象の向こう側にある「見えない本質」を観ることができるのだ。
あれが欲しいこれが欲しいと欲のかたまりになっているような人は、結果として現れたものの姿しか観ることができないのだ。

現象に隠された本質も、現象そのものも、同じところからレレレのレーと出てくるが、見えないほうは妙と言い、見えている現象のほうを徼(きょう)と言う。この二つが出てくる同じところを玄と呼ぶのだ。

いやいや、玄を生み出すもっと見えにくい玄、あらゆる本質が飛び出してくる門がこの世の根っこにあるのだ。
これでいいのだ。



■老子の言葉はシンプルだけど、堀が深い。



タスケ、これまで様々な先生の本を読んできたのですが、どうもしっくりこなかったのです。

いや先生方の訳や解説を批評しているわけではないのです。
たんじゅんに、タスケがそれに馴染めなかっただけのことなのです。


『タスケは老子をこれこれこのように解釈しました』
とアウトプットするとき、
どのように表現したら、老子の言いたかったことを伝えることが出来るだろうか?

そんなことを意識して、数々の老子関連本を読んできました。

アマゾンで購入したり、図書館で借りて読んだり……
売り払ってしまった本もあって、現在蔵書として残っているものがこれだけです。

(ちなみにタスケ、読んだ本はすぐ売り飛ばします。残してあるのは手元に置いておきたい本のみ。)


■タスケ訳老子一部紹介


ある時期、老子にハマっていたことがあります。

老子関連本を漁り、貪り、読みまくり、

そして
『タスケは老子をこれこれこのように解釈しました』的な、
アウトプット!アウトプットの日々……

あの頃をなつかしく想い出します。


ひょんなことが切っ掛けで、このドリアン助川さんの本を知ったのですが、
老子解釈をバカボンパパに語らせるという、その斬新なアイデアには参りました。

う~m、その手があったのか!と。

ドリアン助川さんがカルチャーセンターで老子を教えていたとき、
『TAOをどうやってみんなに味わってもらうべきだろうか』
と考え込んでいたときに、天啓を受けたのだとか。

参考にしていた老子本の挿絵から
「わしもいっしょに旅をするのだ」とささやく声が聞こえた、ような気がした、と。

さらに老子像をじっと見ていたら、
「わしにそっくりなのだ。わしといっしょに読むのだ。これでいいのだ」と声がした!

「バカは永遠の天才なのだ!それがTAOなのだ!」

こうして、この素敵な本が誕生したのでした。

さすが、ドリアン助川さんだけあって、表現が素晴らしい!


この本に出会ったときにはもう、すでに老子81章タスケ訳が終わっていました。
もっと早くに出会っていたら、老子タスケ訳がすすんでいたかもしれないですね。


せっかくの機会ですから、アウトプットに明け暮れていた当時の老子タスケ訳、その一部をご紹介しましょう。

冒頭のバカボンのパパ訳とタスケ訳の違いを読み比べてみてください。

第三十六章微明

【読下し文】
之を歙めんと将欲すれば、必ず固く之を張る。
之を弱めんと将欲すれば、必ず固く之を強くす。
之を廃せんと将欲すれば、必ず固く之を興す。
之を奪わんと将欲すれば、必ず固く之を与う。
是を微明と謂う。
柔弱は剛強に勝つ。魚は淵より脱るべからず。
国の利器は以て人に示すべからず。


【福永光司先生訳】
縮めてやろうと思うときには、
しばらく羽をのばさしておくにかぎる。
弱くしてやろうと思うときには、
しばらく威張らせておくにかぎる。
廃(や)めにしてやろうと思うときには、
しばらく勢づけておくにかぎる。
取上げようと思うときには、
しばらく与えておくにかぎる。
これを底知れぬ英知という。
すべて柔弱なものは剛強なものに勝つ。
魚が淵から脱け出てはならぬように、
治国の利器は人に示してはならぬのだ。


【タスケ訳】

微明の道。
明らかなものを微かにして現さないこと、
聡明を蔽い隠すことの最も大切であることを解き明かす。



ひとときの情報販売でカネをつかんだ輩が
何を勘違いしてか自称成功者とうぬぼれる。

インチキな金儲け情報商材を販売している、
鼻の下が伸びきった 舞い上がり勘違いうぬぼれ野郎から来る迷惑メイルには
滅入る。

プチリタイア(プチリタイヤ)だの
セミリタイア(セミリタイヤ)だの
若隠居だの、若年リタイアを自慢するような奴にろくなものはいない。

リタイアしたなら、とっとと無人島でも山奥にでもいってくれ。
リタイアしたぼきは山奥(田舎)での~んびり暮らしてます。
なんてメルマガもいらん。
おまえのためにネット回線ひくのも勿体ない。

どうでもいいからはやくネットからもリタイアしてほしいものだ。
こんな目障りな奴らは、はやく滅んでほしいものだ。

…………

なんていう声が一般市民からあがっているけれども、
まあたしかに忌々しく苦々しいけれど、
こういう輩がまたぞろでてくるのは、
いにしえの時代からの風物というかなんというか、
大道芸くらいの余裕でみてればなんてこたあない。
思う存分やるがままに任せておくがよい。

ダラクしてノびきったセイシンと鼻の下は、
ほっとけば、いつか空気の抜けた風船みたくちぢこまるんだから。

風船本来の姿は、空気の抜けたあのぶらぶらだらだらした状態。

空気を入れて、ぱんぱんに張っているからデコレーションにも利用できる。

ぱんぱんに張っていれば見栄えもよいから用いられる。

ただそれだけの事。

ひとときのカネをつかんでちやほやされると、天下をとったような気分になる。
世界征服も夢じゃない、宇宙の大王として君臨する日も近い!

なんてことをマジで考えるようになる。

傍からみるとジョークのようだが笑ってはいけない。
怒られるから。

本気度が違う。
本気で大気圏を生身で突破しようとするのだ。

常人にとっては既知の外。

魚は、水があってこそ生きて自由に動き回れるけれども、
今度は陸を征服しよう!なんて考えて水から飛びでたら干乾びてしまうだけ。

人も、命あってのものだね。
空気があって水があって大地があるから、生きていける。

成功者も金持ちもエライ人も、
空気があって水があって大地があってこそ、
そして周りに人がいたからこそ、功成り名を遂げられたわけで、
サルがイモ洗いを覚えた無人島で、
サルと戯れていただけでは誰も認めてくれないのだ。

己れがいったん拡大し肥大してしまった者は、
伸び切ったラーメンのようだ。

こういった、上へ上へ、伸びよう伸びようと、
己れを拡大しよう覇者となろうとする、
剛強な者をコントロールするのはいとも簡単である。

相手が剛であればあるほど効果が高い。
それにはこちらが、ことさら柔弱になればいいのだ。
剛強に対して、その上をいくような剛強さでツッパる必要はない。

社交の辞令でいえば、まず相手を立てるということだ。
こちらが柔弱であればあるほど、相手は気を緩める。

だから競争社会のこの憂世で人に勝つために、
あえて自分を偽る、梟雄者もいるわけだ。

腹に一物ある者は、わざと謙った態度をして、
気をゆるした隙に相手を打ち負かす。
たぬき。

いずれにしてもたぬきときつねの化かしあい。
右も左もまつくらやみ。

だから、明るい世界で楽しく生きる、道(タオ)の生き方をする者は
自然にまかせ無理をしない。

ゴム風船より、紙風船のような生き方をするのだ。






最後に、本の感想。というか、



そんなタスケのひとりごと。


バカボンのパパにもっと弾けて欲しかったなぁ。

パパに酒でも飲ませたら、
もっと過激でハチャメチャな(しかしスジの通った)話が聞けるのかなぁ……




巻末資料:目次



上巻
第一章   道(TAO)は語れないのだ
第二章   相手があって存在するのだ
第三章   うすらバカでお腹いっぱいなのだ
第四章   からっぽで満々なのだ
第五章   踏めば踏むほど気持ちいいのだ
第六章   ママも玄牝の一人なのだ
第七章   後ろにいて前にいるのだ
第八章   なるようになるのだ
第九章   成功したら去るのだ
第十章   ばっちり一人でできるかな、なのだ
第十一章  有るは無いから生まれるのだ
第十二章  ネコの卵はわしをおかしくさせるのだ
第十三章  なんでも大事にすればいいというものではないのだ
第十四章  はっきりとはしないがそこにある恍惚なのだ
第十五章  いっぱいのいっぱいになってはいけないのだ
第十六章  話がでかすぎるのだ
第十七章  王様は忘れられなければいけないのだ
第十八章  孝行息子を求める時代があやしいのだ
第十九章  文章としていまいちなのだ
第二十章  わし、ひとりぼっちなのだ
第二十一章 うすらぼんやりはえらいのだ
第二十二章 やぶれることで新しくなるのだ
第二十三章 信用しない人は信用されないのだ
第二十四章 無理は無駄なのだ
第二十五章 宇宙のお袋さんは疲れないのだ
第二十六章 軽いと飛ばされるのだ
第二十七章 ダメ人間は人の元なのだ
第二十八章 バカをつらぬくのだ
第二十九章 たくさんの人がいて世が成り立つのだ
第三十 章 武器を使ってはいけないのだ
第三十一章 戦争は悲しみの連続なのだ
第三十二章 TAOに向けて流れ込むのだ
第三十三章 死んでも死なないのだ
第三十四章 小にして大なのだ
第三十五章 TAOは味がないし、見えないし、聞こえないのだ
第三十六章 反対の反対なのだ
第三十七章 欲がないと静かなのだ

下巻
第三十八章 失われて、だんだんバカになっていくのだ
第三十九章 みんな一から始まったのだ
第四十 章 弱い力が強いのだ
第四十一章 まっすぐな人はぶれぶれなのだ
第四十二章 陰と陽でレレレのリズムなのだ
第四十三章 形のないものが強いのだ
第四十四章 持って生まれた才能で満足するのだ
第四十五章 口べたこそ雄弁なのだ
第四十六章 人も国も欲をかくとろくなことがないのだ
第四十七章 出かけなくてもわかるのだ
第四十八章 勉強すると勉強が増えるのだ
第四十九章 みんなの心がわしの心なのだ
第五十 章 自然に振る舞うとなかなか死なないのだ
第五十一章 道があって徳があるのだ
第五十二章 世界のママはTAOなのだ
第五十三章 近道は間違う道なのだ
第五十四章 どう生きるかがその人なのだ
第五十五章 赤ちゃんは最強なのだ
第五十六章 知ってる人はしゃべらないのだ
第五十七章 法律が厳しくなると泥棒が増えるのだ
第五十八章 わしは他人をジャッジしないのだ
第五十九章 敵がなくなると限界がなくなるのだ
第六十 章 幽霊も悪さをしないのだ
第六十一章 へりくだってえらくなるのだ
第六十二章 人の価値も変わるのだ
第六十三章 大きなことはちっちゃなことから始まるのだ
第六十四章 積み重ねの妙なのだ
第六十五章 みんなで天才バカボンになるのだ
第六十六章 王様が一番へりくだるのだ
第六十七章 バカに見えれば本望なのだ
第六十八章 争わず、用いるのだ
第六十九章 陣無きを陣とするのだ
第七十 章 わし、あんまり理解されないのだ
第七十一章 欠点がわかれば欠点がなくなるのだ
第七十二章 オーラは内に秘めてこそ、なのだ
第七十三章 天の理屈は誰にもわからないのだ
第七十四章 天が決めることなのだ
第七十五章 税金を取り過ぎるとみんなが苦しむのだ
第七十六章 弱いのが強いのより強いのだ
第七十七章 余っているものは差し出すのだ
第七十八章 正しい言葉は反対の言葉なのだ
第七十九章 貸しても返せと言わないのだ
第八十 章 もう一度素朴に生きるのだ
第八十一章 為して争わないのだ
おわりに― 「無為自然なのだ」



■おまけ:叫ぶ詩人の会『ハタ坊のおでん』





3′10″~
僕の人生はあっけなく終わるじょ
最後によみがえるのは
ハタ坊のおでんだじょ
僕は君に会えてよかったじょ

なぜならハタ坊
君のおでんには×はなかったじょ
すべてをダメにしてしまう×はなかったじょ
絶望の×はなかったじょ
僕の人生はハタ坊のおでんだったじょ

僕らは時を貫く
一本の串のような命
○と△と□だけの
ハタ坊のおでん
おでん

望みを断たれた夜も
死にたいと思える日々も
丸と三角と四角と
それだけの組み合わせでしょう





ぼくらはみんなハゲている!マイライフアズアハゲ!バカ売れの秘密

ぼくらはみんなハゲている……ありまぁ~す(震え声)



 
                 ノ
          彡 ノ
        ノ
     ノノ   ミ
   〆⌒ ヽ彡     
   (´・ω・`) 

  タスケ近影 ありのままの~♪






発売当初、この本は、ほとんど売れなかったという。

そりゃそうだ。

あなたは、新刊が一日どれくらい出版されているか知っていますか?




「う~ん、そうだなぁ、
一日2、3冊くらいかな?10冊はいかないと思うけど?」


「ブッぶーー!はーずれーーー!
毎日まいンち200冊以上も新刊出てんスよ先輩!」


「へえー、そうなんだぁ~、でもおいら、2日に1っぺん本屋いくけどよぉ、
新刊コーナーなんてあんまし変わり映えしないぜ?」



「そりゃそうっスよ、新刊コーナーに置いてあンのは、有名作家のものか、今売れてる本、それから本屋売りたい本だけッスよ。
だいたい、無名の作家が本出したって誰も買わないし。だからアヤシイ情報商材系のニイちゃんが、ステマで煽ってAmazonで売ってるんスよ」


「へえー、おまいやけに詳しいな」



「へへ、おいらの友達がローンチやって中身の無いフロントエンドとしての本、売ってンの知ってますからね。ああいう本には必ず30万円くらいのバックエンドが控えてますからね」




それにしても、毎日200冊以上の新刊が出ているというのはすごいですね。

しかも、ほとんど売れない。

その内訳は、自費出版だったり、新興出版社のものだったり……
とにかく世の中には本を出したいという人がごまんといるんです。

ぶっちゃけ、『カネサエアレバ』出版するなんて簡単・楽ちん♪なんですヨ。

そこを狙ったのが、新興出版社の詐欺まがい商法。

そこらへんの詳しい内容は、
百田尚樹さんのこの本を図書館から借りて読んでみてください。

面白いし、出版業界のカラクリがよくわかりますよ。




夢を売る男 [ 百田尚樹 ]


敏腕編集者・牛河原勘治の働く丸栄社には、本の出版を夢見る人間が集まってくる。
自らの輝かしい人生の記録を残したい団塊世代の男、スティーブ・ジョブズのような大物になりたいフリーター、ベストセラー作家になってママ友たちを見返してやりたい主婦……
牛河原が彼らに持ちかけるジョイント・プレス方式とは――
現代人のふくれあがった自意識といびつな欲望を鋭く切り取った問題作。
[出典:Amazon]



前置きはこのくらいにして、ハゲ本の話題にもどりましょう。

■書店で売れ残った本が電子書籍になって売れた理由



売れなかった理由は、マーケティング不足や、認知度が低かったこと、
また、内容には興味あげるが恥ずかしくて買えなかった……など、売れない理由を分析(推測)することは簡単です。

でも、『どうしたら売れるようになるか』という発想がないかぎり、中味で勝負!
などと息巻いたところで、売れないものは売れないんです。

紙の書籍は、今から12年前(2005年10月17日)に出版されています。

でも、まったく売れませんでした。

では、なぜ急に売れたかのか?


神はなぜハゲを創り給うたか!? モテるハゲ、モテないハゲからカツラメーカーの実態まで、現代日本最大のタブー(かもしれない)「ハゲ問題」を、自らもハゲゆく著者が追う、新世代ルポルタージュ。
フジテレビ系ドキュメント番組『NONFIX』シリーズでオンエアされ「勇気づけられた」「なんでこんなものをわざわざ放送するのか」と、賛否両論の大反響を呼んだ同名番組の電子書籍化。
[出典:Amazon]


そう、電子書籍化されたからなのです。

My Life as a HAGE!


ぼくらはみんなハゲている【電子書籍】[藤田慎一]



■藤田慎一さんて、いったい何者?



実は、著者の藤田慎一さんは、番組デレクター。




フジテレビ NONFIX
ぼくらはみんなハゲている マイライフアズアハゲ
2004年7月2日(金) 02:35~03:30 放送(2004年7月1日(木) 26:35~27:30 放送)


紀元前1000年のエジプトの古文書には、ハゲの治療法が記されているという。
それからおよそ3000年。人間はハゲと闘い続けてきた。
しかし、未だハゲ問題解決の糸口は見ない。

4人に1人が薄毛に悩んでいるという現代の日本。
何故、神はハゲなんてお創りになったのか?
オール薄毛スタッフで、ハゲ問題の核心に迫ります。

テレビディレクターの僕は確かに少し髪が薄い。そして、それが原因でハゲの番組を作ることになった。ハゲとは一体なんなのか? 僕はハゲなのだろうか?

ハゲ…正式名称、壮年性脱毛症、又は男性型脱毛症。
病気とはされていない。人間の毛髪の平均本数は…10万~15万本。
髪の毛は通常2年~6年に生え変わる。

健康な人でも1日平均100本の毛は抜けているという。
この脱毛と発毛のヘアサイクルが狂い始め、髪の毛が減ったり、ひ弱になったりしていくことがハゲの原因。

厳密に言えば、誰でも肉体的なピークである18歳を過ぎる辺りには髪の毛の本数は減り始める。つまり誰もがハゲるのだ。今、ハゲ率は年々増加しているという。
今や4人に1人は薄毛に悩んでいるらしい。
この調子で行けば、数年後にはみんなハゲている…かもしれない。

ハゲは治るのか?
日本に数少ない毛髪専門の医療機関である、城西クリニックの小林一広院長によれば、ハゲ治療のゴールとは、「患者の悩みが無くなること」だという。
つまり、ハゲとは心の問題なのかもしれない。

とにかく色々なハゲの人々にハゲの悩みについての話を聞いて見たい。
僕のハゲを巡る出会いの旅が始まった……

[出典:http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/2004/423.html]



電子書籍版の売上も好調で、男性ばかりではなく女性にも人気があるそうです。

電気書籍化した分、書店のレジにもって行きにくかった障害をこえ、お手軽にしかも安く買えるようになりました。

これからも電子書籍の未来に期待しています。




おれ電子出版で印税生活するからよぉ、これからは先生と呼べw

ワンクリックで電子出版できちゃう


……って、なにやってんスか先輩。
それギンギンにアヤしいッスよ!

『印税倶楽部・印税家族』

老人たちの性(さが)と裏社会



『老人たちの裏社会』という本が話題になっている。

近年、『老人の性』というテーマでもネット上を賑わせているが、いま高齢者がイロんな意味で熱いのである。

六十歳くらいになると、老人というカテゴリに振り分けられる。

若い世代の世間さまは、こういった年寄りたちの道具(生殖機能)は、
役に立たなくなったり、蜘蛛の巣がはったりしていると思い込んでいるようだ。

だから、年寄りがあんなことやこんなことをするのが信じられないのだ。

でも、ぜんぜんそんなことはない。

最近のじいさんばあさんをみたまえ。特にばあさんたちはものすごく元気なんだ。

イケメンの旅役者に黄土色の声をあげたり、若い男(20代~50代)から声をかけられたりするともじもじしたりする。

ぼくの40代の知り合いは、カラオケスナックで70代の独り暮らしのばあさんからコクられたそうだ。

やさしい彼は、おばあさんだしまさかそんなことにはならないだろう……
と軽く考え、「茶飲み友達としてお付き合いしてもいいですよ」と言ったそうだ。

で、そのあとは……

あまりに破廉恥すぎてここにはかけません……

彼はあまりのショックに、年寄りのイメージがガラッと変わってしまった。

今はスナックにも行かなくなり、ばんばん来るメールも無視、着信拒否をしてやりすごしている。

しかし誤解しないでほしい。

このおばあさんのことを悪く言っているのではない。

六十歳もすぎればもう冥土に旅立つ準備をしてるだろう、としか思っていない世間さまのほうが問題なのだ。

『老人の性』については、ドクターの書いた専門の本を読んでもらうとして、
ここでは老人の下半身問題についてではなく、年寄りたちの『爬虫類脳的奇行』についてとりあげてみよう。


老人たちの裏社会/新郷由起


「長生き」は本当に万人に幸せなのだろうか。
本来は加齢と共に人間性が円熟するはずが、実際には問題行動を起こして“不良化"する老人たちが急増している。
万引き、暴行、ストーカー、売春……
彼らはなぜ、そうした反社会的な言動に至るのか。
持て余した余生を使いこなせずに、目標も生き甲斐もないまま、犯罪行為や色と欲などに走らざるを得ない背景には、
「命を燃やせる何か」への強烈な希求と共に、己が「生きる価値」を世に問う承認欲求すら根底に潜む。
他者から必要とされず、社会的責任も解かれた彼らの喘ぎとは。
生き続けるより上手に老いる方が困難となった現代社会で、不器用な彼らの生態から浮き彫りにされる“闇"と新たな課題をひもとく。
他人事ではない長寿社会のリアル。
[出典:Amazon.co.jp]



品格ある老人になるために



本のタイトルからすると、ヤクザな老人たちの犯罪組織を連想してしまうのだが、高齢者たちの犯罪についてとりあげている。

万引き(窃盗罪)・暴行・ストーカー・売春(買春)など、前述の40代の彼と同じ、世間さまはこの高齢者の犯罪率の高さについて何も知らない。

著者から一部を引用してみよう



この本を読んで『年寄りのイメージが変わった』という人が多い。

高齢者が犯罪を犯す(初犯)原因は、淋しさ・孤立・孤独という分析をする専門家がいる。

80歳以上の自殺者数は年間2500人を上回るという。

生き地獄化する余生……
他人事ではない誰もが直面する老後について考えさせられる一冊。


 カテゴリ
 タグ
None

漫画『万能鑑定士Qの事件簿』感想・書評・レビュー

タスケです。

※ジングル編集間違えました(^_^;)すびばせんm(_ _)m



たまには漫画の書評でも。

漫画「万能鑑定士Qの事件簿」との出会い


原作は、松岡圭祐先生の小説「万能鑑定士Qの事件簿」。

2014年には、映画『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』が全国公開。



主演の凜田莉子役は綾瀬はるかさん、小笠原悠斗役は松坂桃李さんが演じました。

映画で観た内容はうろ覚えでしたが、莉子が万能鑑定士になるまでのいきさつや、「Q」の意味がわかったりして、どんどん引き込まれていきました。

そして、同じく松岡圭祐先生の小説『特等添乗員αの難事件』もコミック化されています。





ということで、今回は『万能鑑定士Qの事件簿』の魅力に迫ってみたいと思います。


あらすじ


主人公の凜田莉子(りんだ・りこ)は、人口約500人の、「南十字星が見える」日本最南端の有人島、沖縄県・波照間島の出身です。

フェリーで1時間かけて、石垣島の八重山高校に通い、「明朗快活」「容姿端麗」「感受性がひときわ強い」美少女なのですが、残念なことに成績はオール1。

高校卒業後の進路を、本気で心配する喜屋武(きやん)先生に、「とりあえず東京に出て働きたい」という莉子。

莉子が東京に行きたいのは、「水不足で悩む島の環境改善のため」。

その思いに心打たれ、東京行きを許可する喜屋武先生。

しかし、東京でも就職先を探すも見つからず、悩んでいたところ、テレビで「高価買取」をしてくれるリサイクルショップ「チープグッズ」を知り、荷物を入れてきたカートを売りに行きました。

そこで出会った社長の瀬戸内陸(せとうち・りく)に、「勉強のやり方」を教わります。

瀬戸内は、「君のように感受性の強い、感動しやすい人は、暗記が大の得意になるはずなんだ」と言い、記憶の仕方を教えていきます。

そうして、膨大な知識を蓄えていった莉子は、チープグッズで働きながら「買取」で鑑定の力をつけていきました。

その後、瀬戸内にもらった看板をつけ、20歳の時に「万能鑑定士Q」の店をスタートさせます。

街にあふれる「力士シール」の謎を取材するために店に訪れた、角川書店「週刊角川」記者の小笠原悠斗(おがさわら・ゆうと)との出会いをきっかけに、莉子の活躍が始まります。




その後は良きパートナーとして、高度な「ロジカル・シンキング(論理的思考)」を駆使しながら、牛込警察署知能犯捜査係警部補の葉山翔太(はやま・しょうた)に協力して難事件を解決していきます。

コミックス1巻から3巻までは、偽1万円札が引き起こす「ハイパーインフレ」編。

コミックス4巻から5巻の途中までは、あらゆる偽物を作る「万能贋作者・雨森華蓮(あまもり・かれん)」編。

コミックス5巻の途中から7巻の途中までは、「『モナ・リザ』ルーブル美術館」編。

コミックス7巻の途中からは、莉子と同じく、チープグッズの瀬戸内陸の教えを受けた兄弟子、莉子と同様の思考法をする、「京都「音隠寺」住職の水無施瞬(みなせ・しゅん)」編。


登場人物


凜田 莉子(りんだ・りこ)
髪は緩いウェーブのロングヘア、猫のように大きくつぶらな瞳で、モデルのように長い手足の美女。
小笠原が勤める角川書店本社ビルに近い所に「万能鑑定士Q」の店を構えている鑑定家。
幅広いジャンルの事柄について即座に鑑定するだけの知識、能力を持っている。
高度な論理的思考(ロジカル・シンキング)で、素早く答えを導き出す。

沖縄県波照間島出身。石垣島の八重山高校時代は、体育と音楽と美術以外はオール1。底抜けに明るく、感受性が強い。高校卒業後、島の渇水対策のため、とりあえず上京。
しかし、就職は決まらず生活に困窮、偶然出会った瀬戸内陸から、豊かな感受性を生かす勉強法を伝授され、賢くなった。
瀬戸内が社長のリサイクルショップ「チープグッズ」で働きながら、鑑定士としての能力を育てていく。
彼の支援により20歳で独立し、『万能鑑定士Q』を開業。感受性が強く、涙もろい。



小笠原 悠斗(おがさわら・ゆうと)
角川書店入社4年目の26歳、『週刊角川』編集部の記者。
力士シール事件の真相究明のため、「万能鑑定士Q」を訪ね、莉子と出会う。
アオキのバーゲン3点セットのスーツに、腕時計は親からプレゼントされた当時定価40万円のオメガ・ダイバーズウォッチで、靴は浅草の安売り王。
編集長から期待されていなかったが、凜田莉子と出会い、彼女の解決した事件を記事にした事で、徐々に信頼を得る。
校正に慣れているおかげで、誤字脱字については莉子以上に早く気づき、事件解決に貢献する事も。
最初は頼りなかったが、だんだんと男らしさが増している。
莉子に想いを寄せている。


荻野 甲陽(おぎの・こうよう)
『週刊角川』編集長。


宮牧 拓海(みやまき・たくみ)
小笠原の同僚で同期。


葉山 翔太(はやま・しょうた)
牛込警察署 知能犯捜査係 警部補。


宇賀神 博樹(うがじん・ひろき)
警視庁 捜査二課 警部。


瀬戸内 陸(せとうち・りく)
リサイクルショップ「チープグッズ」社長。牧師になるのが夢だった。
人助け精神が災いして、会社は赤字経営。
莉子の人柄と才能に気付き、勉強法を伝授。
彼女が鑑定家となる道筋を作り、「万能鑑定士Q」の名付け親。
Qの意味は「クイーン」。
莉子に伝授した推理法は、「有機的自問自答」と「無機的検証」の二段階思考と名付けている。瀬戸内 楓という娘がいる。


雨森 華蓮(あまもり・かれん)
26歳。パンクファッションで小柄の美女。海外の警察にもマークされている「万能贋作者 (All-round Counterfeiter)」 。詐欺師。
莉子と同様、腕時計を見ただけで全てを見抜く。
幼くして両親が蒸発した過去から、逮捕を恐れず社会を挑発する。
莉子のことは「Qちゃん」と呼び、自身を「華蓮」と呼び捨てにするよう指示。
敵対関係と言うより、逮捕された後も小笠原を通じて陰ながら知恵を貸し、莉子を助けたりしている。オリジナルの洋服のデザインセンスもハイレベル。
ペットの黒猫、「ヨゾラ」がいる。
華蓮の部下の、痩せた出っ歯の天笠絢音と、太った丸眼鏡の熊切比乃香は、漫才コンビのハリセンボンそっくりである。逮捕後、同じ刑務所に収監されていた。


氷室 拓真(ひむろ・たくま)
早稲田大学 先進理工学部 応用物理学科 准教授。35歳。
整った容姿だが、親しみやすい性格。
莉子から、科学鑑定を依頼される。


喜屋武 友禅(きやん・ゆうぜん)
莉子の八重山高校時代の恩師。


漫画を読んでの感想


ミステリーなのに、「人が死なない」。

これにはびっくり!

「金田一少年の事件簿」や「名探偵コナン」は殺人事件が多すぎます。
特に、「金田一少年の事件簿」は絵が恐くて、子どもにはちょっと刺激が強いかなと。

でも、「万能鑑定士Qの事件簿」も「特等添乗員αの難事件」も、「人が死なない」けどミステリーとして面白い。

テレビドラマを観てても、やっぱり殺人事件ばかりですからねえ。

ぜひとも、ドラマ化してもらいたいものです。

映画では、綾瀬はるかさんが莉子役でした。

雰囲気としてはぴったりだと思うのですが、30歳の綾瀬さんにはちょっと無理があるかも知れません……

凜田莉子にぴったりの若手女優さんの出現を願うばかりです。

「特等添乗員αの難事件」の主人公、浅倉絢奈(あさくら・あやな)は、莉子とは正反対の思考法、”根拠を持たない自由な発想”、水平思考(ラテラル・シンキング)です。

絢奈も莉子と同じく、成績は万年最下位で、中卒のニート。

でも、家庭教師の能登から、高校生までの基本的な論理と、水平思考(ラテラル・シンキング)の才能を開花されます。

「特等添乗員αの難事件」コミックスの3巻では、莉子と二人で、詐欺グループを捕まえるために活躍します。

莉子と絢奈が二人で刑事ものやったら、面白いのではないでしょうか?



万能鑑定士Qの事件簿 (1-10巻) 全巻セット




 カテゴリ
 タグ
None

禅と林檎 スティーブ・ジョブズという生き方

タスケです。



スティーブ・ジョブズが『禅』の影響を受けていたことを知りました。
詳しく知りたくなったので、早速Amazonからジョブズ関連書籍を取り寄せてみました。




ジョブズの死後、彼に禅を指南した新潟県出身の曹洞宗僧侶、乙川弘文氏が一躍脚光を浴びました。

貴重な映像が残っています。



乙川弘文(おとがわ こうぶん)
旧姓:知野(1938年 - 2002年)
新潟県加茂市出身のアメリカ合衆国カリフォルニア州で活動した曹洞宗の僧侶。
アップル社のスティーブ・ジョブズとの交流でも知られた。

新潟県加茂市の曹洞宗の寺に生まれる。
駒澤大学を経て、1964年に京都大学大学院で修士号(大乗仏教)を取得した。

福井県の永平寺で3年に及ぶ修行を積み、1967年、僧侶・鈴木俊隆の招きでアメリカ合衆国に渡った。

タサハラ禅マウンテンセンターにて、1970年まで補佐を務め、1971年に鈴木が死去した後には、ロスアルトスの禅センターにて、1978年まで活動、1979年にはロスガトスの慈光寺に転任した。

1986年にはスティーブ・ジョブズのNeXT社の宗教指導者に任命され、1991年にはスティーブ・ジョブズとローレン・パウエルの結婚式を司った。

その後も各地にて活動していたが、2002年7月26日、スイスにおいて、5歳の次女を助けようとして溺死した。

[出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/乙川弘文]



ゼン・オブ・スティーブ・ジョブズ


ジョブズと、禅侶 乙川弘文氏の物語を描いたコミック。





今回は、取り寄せた書籍のなかから、
『禅と林檎 スティーブ・ジョブズという生き方』についてシェアします。


スティーブ・ジョブズと禅の世界




著者の石井清純氏は、駒澤大学学長。
角田泰隆氏は同大学仏教学部教授です。

駒澤大学は、曹洞宗が1592年に設立した駿河台の吉祥寺内の学寮:旃檀林(せんだんりん)から発展した大学です。


建学の精神
駒澤大学の建学の精神は、「仏教」の教えと「禅」の心を現代的教育に活かしてゆくことを、建学の理念としている。

仏教は、物事を正しく理解する「智慧」を獲得し、それを「慈悲」の心で周囲に役立てることを目指す。

しかし、それらは外だけに向けられるものではなく「智慧」も「慈悲」も、自己を離れては存在しえない。そこで、本来の自己を見つめる「禅」の心が活きてくる。

己れの、内と外、体と心、それらをひとつにして道をきわめてゆくことを、道元は「身心学道」と表現した。

駒澤大学はいわば、この「身心学道」を、現代社会において実践しようとしている大学である。

駒澤大学が養成しようとしているのは、常に本来の自己にたちかえりつつ、最新の学問を修め、現代の社会に活かしていく人材である。

駒澤大学の建学の理念をわかりやすく表現した言葉として、「行学一如」と「信誠敬愛」がある。

[出典:Wikipedia]




以下は、駒沢大学教育後援会 のサイトに載っている本の紹介文です。


ジョブズの生き方を支えたもの。その根源にある、禅・曹洞宗との深いつながりを石井学長と角田教授が解き明かします。

第1部:ジョブズの言動から、その基となった経典の言葉や意味を判りやすく紹介します。

第2部:ジョブズが師と仰いだ乙川弘文氏とアメリカでの禅の系譜や、出家のために入山したいと考えていた永平寺について解説します。



この本を読んで、タスケが特に強く印象に残ったところを引用してみます。


禅に深く傾倒したジョブズは、
出家し永平寺で修行をしてみたい
と訴えましたが、弘文は「ここにとどまれ」と言い、

事業の世界で仕事をしつつ純粋な精神世界とつながりを保つことは可能なのだから、出家をする必要はない

と諭した、と伝えられています。




ジョブズが残した名言



本の構成は、
ジョブズの言葉をとりあげ、そこに禅的・仏教的な解説を加えていくというカタチになっています。

それでは、ジョブズ珠玉のことばを紹介していきましょう。




仏教には「初心」という言葉があるそうです。
初心をもっているのは、すばらしいことだ。



There’s a phrase in Buddhism, ‘Beginner's mind.’
It’s wonderful to have a beginner's mind.

禅でいうところの『初心』を、ビギナーズマインドと英訳しています。

『初心忘れるべからず』

このことわざは、能の大御所:世阿弥の書『花鏡』に由来します。


しかれば当流に万能一徳の一句あり。

初心忘るべからず。

この句、三ヶ条の口伝あり。

是非とも初心忘るべからず。

時々の初心忘るべからず。

老後の初心忘るべからず。

この三、よくよく口伝すべし




このように、三つの初心に触れています。

是非とも初心忘るべからず。とは、
若い頃に失敗したり苦労して身につけた芸は、後々の成功の糧になるのだから、その時未熟さを折にふれて思い出し二度と失敗は繰り返さない!と思うことでさらに精進できるのだということです。


時々の初心忘るべからず。とは、
若い頃から老年にいたるまでの各段階で年相応の演じ方をすることが大切で、その時々に積み重ねていくものを『時々の初心』といい、その時々の演技を忘れず、境地を覚えておくことにより、年月を経てからすべてに味がでるものだという意味です。


老後の初心忘るべからず。とは、
老齢期にには老齢期にふさわしい芸を学ぶ初心があるということです。自分はもう歳だからもういい…というわけではなく、その都度初めて習うことがあり、試練を乗り越え続けなければならないということです。


禅でいう初心とは、
初心者とか初級者の心持ちのことを指すのではなく、
これまで経験したことがないことに対して、自分の未熟さを受け入れながら、その新しい事態にチャレンジしていく心構え、その姿勢のことを言っているのです。



金で人生を台無しにされたりなんかしないぞ。



ジョブズは億万長者になった後も、カリフォルニア州パロアルトの質素な家に住み続けました。

ジョブズは、インタビューに対し、アップルでは多くの人が裕福になってから変わったと語っています。


(高級車の)ロールスロイスを買った者もいれば、住宅を買った者もいる。
妻たちは美容整形を受けるようになった。
とても素朴でいい人たちが、変人に変わっていくのを見てきた。
それで私は自分に誓った。『金で人生を台無しにされたりなんかしないぞ』と




これからも砂糖水を売りたいかい?
それとも世界を変えるチャンスが欲しくないかい?



ペプシコーラ社からジョン・スカリーを引き抜いたときの口説き文句だとされます。

ジョブズは二年後にスカリーからアップルを追放されることになりますが、この言葉がスカリーの人生を大きく変えたのは確かです。


たとえ七歳の子供であっても私より優れていれば教えを乞おう。
また、たとえ百歳の老人でも私に及ばなければ教えてあげよう。

中国の唐時代の禅僧:趙州の言葉です。

世間さまの常識にとらわれることなく、人を年齢で判断することなく、
自分より優れている者からは年齢に関係なく教えを受けたと言われています。

人生にはそれぞれのターニングポイントがあります。

ジョブズもまた世間さまの常識にとらわれることなく、
自分自身の人生のターニングポイントをしっかりと見極め、他の心をも動かし、世界を変えてきた人物といえるでしょう。



知っていると思いますが、私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。




私たちは他人の作った服を着て、他人のつくった言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。

何が言いたいかというと、私たちは常に何かを受け取っているということです。

そしてその人間の経験と知識の泉に何かをお返しができるようなものを作るのは、すばらしい気分です。



この言葉は、仏教のでいうところの『縁起』『因縁』そのものです。



ベトナム生まれの禅僧:ティク・ナット・ハンはこう語ります。

もしあなたが詩人なら、一枚の紙のなかに雄大な雲が漂っているのを見るでしょう。

雲がなければ雨はなく、雨が降らなければ樹は育たず、樹がなければ紙を作ることもできないのです。

このように、紙が存在するためには雲はなくてはならないもの、つまり、雲がなければ紙は存在しないのです。

ですから、雲と紙は「相互存在している(interbeing)」のです。





自分独りだけで生きているというヒトも動物もこの世に存在しません。(存在出来ない)
生かされている!ということに気づけば、感謝の念は自ずと湧き上がってくるでしょう。
日本語の『おかげさま』の『陰かげ』は、目には見えないけれど、いつも恵みをくださる神様のことを指しています。

たがいに、『おかげさまで』と感謝しながら生活してきたのです。

(了)


禅と林檎 スティーブ・ジョブズという生き方/石井清純,角田泰隆

嫌われる勇気|自己啓発の源流 アドラーの教え レビュー

タスケです。

オーストリアの心理学者「アルフレッド・アドラー」の思想を、『哲人と青年による対話』というストーリー形式でまとめた「嫌われる勇気」が話題になっています。

この本の中で、多くの読者が『心に響いた言葉』
そのベスト3を取り上げ、まとめてみました。



自分を変える心理学



アルフレッド・アドラーとは、20世紀初めに活躍した心理学者で、フロイト、ユングと並んで、心理学の三大巨頭と呼ばれています。

このベストセラーの著者が、カウンセラーであり哲学者でもある岸見一郎先生です。

その内容は、「自分を変える心理学


自由とは他人から嫌われることである



たとえば、あまり気の進まない誘いを受けた時……

「ね、行くでしょ?レストランのランチ!」(友人)

”あのレストラン高いから行きたくないなあ……でも、断ったら嫌われちゃう……”

このように、人に嫌われないかが気になって、言いたいことが言えない人もいますよねえ。

でもそれは、「他人の価値観」に従って生きるという不自由なものです。

どうしても気が進まなければ、断ってみてはいかがでしょう?

「ごめんなさい!私いいわ!今月苦しくって」

「えー!?」(友人)

このように、嫌われる勇気を持つことで、人間関係のしがらみから解放され、自分が本当にしたいことをするための「自由」が得られるということなんです。


対人関係のことばかりに目を奪われてしまうと、自分の目の前にある対人関係しか意識できなくなり辛くなります。

アドラーはこう言っています。

より大きな共同体の声を聞け



たとえば、ママ友グループの場合、
嫌われても、他に気の合いそうなグループはないか?
趣味のサークルなどで頼れそうな人はいないか?
目の前のグループにとらわれず、他で探してみたら、味方になる人はきっと見つかるはず!


他人はあなたの期待を満たすために生きているのではない



あなたは、他人に何かをしてあげたとき、見返りを求めていませんか?

たとえば、お酒の席で……

サラダを分けたり、飲み物の注文をするなど、かいがいしく世話をしているのに、男性陣がかわいい女の子ばかりちやほやしている時……

”何よ、こんなにみんなのために働いているのに……ちょっとは私に感謝してもいいんじゃないの!?”

見返りを求めて、それがかなわないと、人は不満に思ってしまいます。

その不満が態度に出ると……

「なんであんなに機嫌悪いんですかね?」

その場にいた人たちとの関係にひびが入ってしまうこともあります。

実はこれ、他人だけではなく、親子にも当てはまります。

母親)「あなたは長男だから、老後の面倒を見てくれるのよね!」

嫁)「お義母様、そんな当たり前のように言われても困ります」

母親)「何よ、ここまで育てた恩を仇で返す気!?」

息子)「いや、2人とももう止めてくれよ」


確かに子育ては大変だったかもしれませんが、それでも見返りを期待することは、人間関係のトラブルの原因になるのです。

子育てや介護は、決して見返りを求めることはできません。

「これだけのことをしてあげたのだから、これだけのことはしてほしい」と思わないほうがいいのです。


怒りとは、出し入れ可能な道具である



おもちゃを出しっぱなしにしている子どもに……

母)「今すぐ片付けなさい」

子)「後で片付ける」

母)「何言ってるの!今すぐやりなさい!」


『後で片付ける』と言っているのに、なぜまだ怒っているのでしょうか?

理由はただ一つ、子どもが「自分の言う事をすぐに聞かない」からです。

お母さんは、子どもを思い通りにコントロールするために怒っていたのです。

そこに電話がかかってきて、さっきまでの怒りはどこへやら、お母さんはすました声で電話に出ます。



怒りが簡単に出し入れされました。




さらに、お店などで……

水をこぼしてしまった店員に、大声で怒る人の目的は、店員をコントロールし、何か自分が得するようなお詫びをさせようとしているのです。

怒りは、自分に有利な状況を作るためにも使われます。

なので、アドラーは、怒りを「出し入れ可能な道具」だと考えたのです。

そもそも、「怒りという感情はいらない」とアドラーは考えます。

もしも、言葉でお願いすることが出来れば、怒りは使わなくてもいいはずなのです。

なのに、怒りという感情で自分の言う事を聞かせようとする……

「怒りは、未熟なコミュニケーションのとり方」なのです。

「自分は怒っている」と、言葉で冷静に伝えてみましょう。

冷静になれば、怒っていたと思っていたことが、実は怒りではなかったということに気づきます。



たとえば、子どもの帰りが遅いと、最初に怒りの感情が起きます。


しかし、よくよく考えると、これは『心配』だったり『不安』だったりするのです。

だから、子どもが帰ってきたときに、「どこほっつき歩いてたんだ」ではなく、

「心配してたんだ」と伝えれば良いのです。


人間の悩みは全て、対人関係の悩みである



こうした人間の悩みというものは、全て一つの事柄に行き着くとアドラーは言っています。

他人と関われば必ず摩擦が生じます。

他人との摩擦を減らすコツが2つあります。

一つは、自分と他者を比べない。

もう一つは、人からどう思われるかを気にしない。

もし、そんな風に思うことが出来れば、人生は非常に楽なものになるでしょう。

[出典:2016年4月30日 世界一受けたい授業]


嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え / 岸見一郎


Copyright © タスケ本舗:副業・ネットビジネス支援部 All Rights Reserved.

テキストや画像等すべての転載転用販売を固く禁じます